私の所属する人材紹介会社
所在地と歴史
東京都新宿区で現在17期目の、人材業界としては歴史ある会社です。
リーマンショックや東日本大震災、チャイナショックを乗り切り、現在のコロナショックにも耐えるくらいに蓄積のある会社です。
10年くらい前までは「派遣」も扱っていましたが、近年は「紹介」だけです。
「紹介」とは”転職の仲立ち”のことで、企業の採用担当者の代わりに適する求職者を探し、求職者と面談をして適性を確かめ、企業へ推薦する仕事です。
その結果、採用→入社になった場合に企業から報酬をいただきます。
転職した本人からはお金をいただきませんし、入社後の給料から中抜きすることもありません。
社長の力
会社が存続しているのは、忖度無しに、社長の力です。
デベロッパーの営業マンの出身で、不動産業界やホテル業界に広いネットワークがあります。
その二つの業界を手掛ける中でネットワークが広がり、今は様々な業界の色々な職種を取り扱うことができています。
在籍する転職エージェント
4名全員が転職組みです。
皆元々は別の業界で別の仕事をしていました。
全員が前職において管理職以上を務めていたこと、現場/本社の両方を経験していること、が特徴でしょうか。
私もホテル業界出身で、支配人やエリアマネージャー、マーケティング部、店舗開発部を経験しています。
平均年齢は50歳くらいです。
1978年生まれの私が最年少です。
主に対象とする年代や職位
管理職クラス(課長/部長)かその一歩手前(係長)から経営層(CXO)まで、が多いです。
役職無しの求人案件が無いわけではありませんが、少ないです。
したがって30代以降の求職者をメインに転職のお手伝いをしています。
役職も係長級以上の人がほとんどで、仕事での苦労話やプライベートの状況がよく理解でき、自然と共感することが多いです。
求職者/企業の両面を担当
求職者とも面談しますし、企業の採用担当者とも繋がりを持ちます。
企業側の緊急度/重要度や募集の背景、企業文化を知っておくことが、求職者へ的確な面談や書類作成を行う土台になるからです。
ストライクゾーンを大きく外した人材を紹介することは、求職者にも企業にも不利益しかないです。
求職者は無意味に自信を失うことになりますし、企業も(エージェントを利用しているにも関わらず)無駄な時間を費やすことになってしまいます。
双方にとって満足度が高い仕事をするためには、企業と求職者の両方を理解することが必要で、私のボスはそういう仕事を続けることで17年間会社を存続させてきました。
ただ一方で、効率よく多くの転職を成立させて行くためには、求職者/企業で分業して特化する方法は効果的とも考えられます。
この辺りは考え方の違いでしかなく、善悪ではありません。
私には求職者と企業の両方を担当する営業方針が性格に合っています。
お客様がお客様を呼ぶ
社長や先輩たちには「過去の求職者から仕事をいただく」といったことがあります。
自分が転職のお手伝いをした人に限らず、他の人材紹介会社で転職を決めた人であってもお声掛けいただき、求人案件をいただくことがあります。
やはり誠実に人と向き合い信頼を得てきたことで縁が広がり、仕事も広がることがあるようです。
狙ってできることとは思いませんが、私も地道に誠実に人と向き合い、そのような幸運に値する仕事をしていきたいものです。
転職活動中の方、企業採用担当者の方へ
私の所属する会社の「タイプ」をご理解いただけたと思います。
もちろん営利企業なので報酬は捨てていませんが、長期的な繁栄をより重視しています。
有名企業や大企業でなくとも、自信を持って良い会社と言えます。
「末永くお付き合いできる転職エージェント」をお探しであれば、気軽にご相談ください。